一年ぐらいまえのこと。
当時の勤め先に打ち合わせに見えた方から聞いた話。
「とても変わった万年筆を作る職人さんがいるんですよ。軸に木とプラスチックが混ざってたり、コーヒー豆が入ってるんです。」
後日調べてみると日本では教えて頂いた職人さんのほかには ほとんど見つかりませんでしたが、海外には趣味でペンを作る人々がいて、そのためのマテリアルショップがあり、さまざまな素材がペン軸に利用されているという事を知りました。
ペンを作る人が海外に結構いるのは、ペン作りに必要な木工用旋盤が置ける環境、ガレージ文化が身近にあるため、日本で同じ事をするのに比べると敷居がずいぶん低いからなんだろうなと思いました。
カタログを見ているうちにペン以外にも何か作れるんじゃないかと思って、材料を取り寄せたのがSarudoshi Worksの始まりです。