アクリル接着でドツボ その1


先日アップしたリングストラップのデザインと話が前後(というか同時進行)してしまうのですが、仕入れたアクリル材の寸法は約19ミリ角の長さ130ミリ、そのままではリングストラップのサイズに足りないので最初に、

縦二つにカット→並べて接着→三等分

で、約40ミリ角、厚み9ミリのブロックを作る事から始めます。

acrylic_cut

三分割のアクリルの色が違いますが、こんな感じです

材料の購入先HPには同じ材料で作ったこんな画像もありましたので、接着出来る事は間違いありません。

bowl

縦が五段重ねなので10センチぐらいでしょうか。何に使うんでしょう。

アクリル同士の接着で一番簡単なのは溶剤によって接着面の樹脂を溶かし、溶剤が蒸発して固化することによって接合する溶剤接着で、この方法は接着剤が残らないので仕上りがキレイです。

一番有名で入手し易い溶剤接着剤はアクリルサンデー接着剤だと思います。この接着剤はジクロロメタンという成分で出来ていて、なぜ呼び名がいろいろあるのか知りませんが、二塩化メチレンやメチレンクロライドなどとも呼ぶそうです。

ほかに同成分で現在販売されていて一般的に入手可能な接着剤には

MSS-01 GSR強力溶着剤  や 光 アクリル接着剤 ABN-1 

などがあります。

私は近所で売っていたABN-1を入手しました。

AmazonのレビューでABN-1の事を、アクリサンデーよりも粘性がさらさらで液が出過ぎると書いている方がいましたが、純度99%以上の同じ化学物質に粘度の違いなんてないでしょうから、同梱のスポイトの出来によるものと思います。こういった作業はインジェクターを使うことで失敗が少なくなります。

試作を作る為に材料を何本かカット(←実はコツがありました。ご存知の方も多いのかもしれませんが私は知りませんでした。後日ブログに書きます)し、接着面の平面を出した後、接着してみると

全く接着出来ませんでした

困った

続く

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*

CAPTCHA